la bonne adresse : Sapporo "restaurant"

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やはり北海道ならではの食事をと考えるとラーメンや海鮮丼、ジンギスカンと言う方も多いかと思います。しかしここに住んでいる人がいつもそういうお店に行くかというとそうではないのも事実。そこで、より普段着っぽいお店をいくつか書いておきます。

游の家
中央区南3西1 セザールセンタービル2F
TEL011-242-6088
和食のお店。特に冬場のタチ(タラの白子)てんぷらは格別で、その他何を頼んでもおいしい。白木の良質なインテリアや、スマートな接客もいい感じ。しかし、惜しまれつつ閉店。その後の情報によると、店主の吉田氏はその後南4条西6丁目晴れ晴れビルに和食店「たつ吉」をオープンしたとの情報あり。
2006.10追記。「たつ吉」訪問。より気軽にお酒を楽しめる雰囲気でした。怪しい雰囲気の漂う雑居ビルでしたが、間違いない名店。TEL011-219-1330。

hofe
中央区南1西7 11-2 (西向き)
TEL011-272-1118
ぼくが札幌を離れたあとにできたカジュアルフレンチのお店。白を基調とした明るいインテリア。1000円~のランチはその洗練度や素材のクオリティに驚かされる。ゴボウのポタージュや、デザートで選んだ金柑のスープもクセがなくて美味。離れがたい思いで3日続けてランチに通ってしまったけれど、次回は夜にも行かねば…。アクセスは大通駅から市電通りを西へ徒歩5分ちょっと。

Provencal Kimura
中央区北3西18丁目2-4 北3条ビル1F
TEL011-612-4005
静かな美術館エリアにたたずむ南仏料理の名店。明るい店内と、マダムのスマートかつ優しい笑顔がいい雰囲気。プロヴァンスの郷土料理を北海道の素材に合うようにアレンジした料理がお手頃な価格で味わえる。東西線西18丁目駅徒歩5分。中心部(大通-すすきのエリア)からタクシー1000円くらい。

bistro mario
中央区南四条西5丁目10-3 第4藤井ビル2F
TEL011-223-5855
オーナーの丸山氏が一人で切り盛りする小ぢんまりとしたビストロ(ビストロなのになぜイタリアっぽい名前なのかは不明)。道産素材の魅力を生かした北海道ならではのメニューが黒板に並ぶ。おすすめはポテトのニョッキ。カウンター中心で10人も入ればいっぱいになってしまうので、予約がベター。一人でやってくる常連さんも多い。

かやの茶屋
中央区南十条西六丁目5-16
TEL011-533-0808
「茶屋」とついているがカフェではなく、暖かい雰囲気をもった一軒家のフレンチレストラン。ランチ・ディナーともコストパフォーマンスが高く、とてもおいしい。外を走る市電を眺めながら、気取らないフレンチを楽しめる。地下鉄中島公園駅から徒歩でも行けるが、やはりすすきのから市電(最寄電停は中島公園通)が便利。

kikubou
中央区南3条西3丁目 プレイタウンフジヰビル4F
TEL011-272-0444
旧ogachan kiku。焼酎が数百種類ストックされているダイニング・バー。フードメニューは九州料理をちょっぴりジャンクにアレンジした感じで、どれもツボにはまる。席数が少ないので予約を推奨。

すしやのやま田
中央区南5条西4丁目
TEL011-512-2622
札幌市内で夜のお寿司ならばここ。道内産の季節のネタにこだわった寿司が楽しめる。店内は明るく雰囲気もよい。すすきの駅すぐ(ちょっとあやしい店のある通りを歩くことになるけど)。

鷹寿司
南小樽駅周辺
小樽の寿司屋通りからははずれた南小樽地区にある。少し坂道を下ればオルゴール堂に程近いのだが、観光客はごくわずか。建物や内装はかなり庶民的だが、旬のものをとてもリーズナブルに提供しており、地元の人々に愛されている。夜はネタがなくなってしまうこともあるため、ランチがおすすめ。ご興味あればメールでどうぞ。
小樽のお寿司屋さんは数多く、他に夜なら寿司屋通りの新岡、フォーマルな席ならば小樽駅前の伊勢鮨を挙げておきます。

ピカンティ
北区北13条西3丁目 アクロビュー北大前1F
TEL011-737-1600
スープカレーのおすすめを、といわれて迷わず浮かぶのはここ。オーダーしてから時間がかかるが、じっくり煮込まれた野菜がとてもおいしい。和風という言葉が浮かぶまろやかな味は、他店のスープカレーとは一線を画す。ぼくにとっては学生時代の思い出の詰まった店。
2006.10追記。人気店になったようで、行列ができていたのと、店内を改装していました。しかし、素朴で好感の持てた接客はファミレス以下になり、インテリアも悪趣味になってしまいました。カレーの味もかなり変わっていましたが、何より困ったのは、メニュー類のデザインが凝りすぎて解読できず、かつて通っていたぼくですらどうやって注文するのか皆目理解できなかったことです。これではとてもお客を迎える体制とは言えず、残念でなりません。


魚や一丁
市内各所
地場のチェーンの居酒屋だとあなどってはいけない。道産の新鮮な素材を使っており、十分北海道の魅力を味わえる。そして当然ながら安い。ちなみにここの姉妹店が東京渋谷にもあるが、残念ながらそちらは普通の居酒屋だった。

(番外編)北海道大学 学生食堂
キャンパス内に何カ所かあり
素材がいいからなのか、学食のクオリティも高かった。名物は牛トロ丼や冷やしピリカラーメンで、他にシーズンになればいくら丼も登場。札幌駅から歩いていける店舗もあり。
余談だが生協では七輪レンタルとラム肉、野菜をあわせたジンギスカン・セットを売り出しており、よくキャンパスの芝生でジンパ(ジンギスカンパーティ)を開いた。最近は中目黒あたりにも専門店ができるなど、ジンギスカンはすっかりおしゃれな食事の仲間入りをしたが、きっとこれはBSEの一件以降の肉屋の陰謀に違いない。僕にとってはいまだに学生が野外で食べるものなのである。


時々追記してますけど、書いたお店のupdateにとどめ、新たなお店は追加してません。
新店に関してはいずれ別記事で書きますね。