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ゴルフで一人予約をして、組み合わせで回ると、そのコースのメンバーさんと同組になることが時々ある。たいていの場合、新参者には優しく紳士的に接してくれて、コースを教えてくれることもあり、楽しいラウンドになる。ただ、いろいろな人がいるのも事実で、ほんとうにごく一部だが、困った方とご一緒するケースもちらほら出てきた。それだけ私のラウンド回数が増えたということかもしれない。

正直、こちらは余裕がないので、メンバーさんのプレースタイルはほとんど気にならない。素振りで何度もコースに穴を開けようが、グリーンの打球痕を修整しなかろうが、「そこのメンバーさんがそれでヨシとしている」なら気にすることはない。こちらに余力があればこっそり土を入れたり、フォークで芝を直したりはするが、それもベストエフォート。ただ、少なくともグリーンのピッチマークを修整しない人とは、私はゴルフ友達になれないだろうけど…。(続く)

で、本当にキツいのは、文句が尋常でなく多い人に当たった時だ。

自分のショットが思い通りにいかなくて、くそっとか言っているくらいならなんとも思わない。そうではなく、コースの状態や運営に対して長々と文句を言い続ける人。素振りとショットでいくつも穴ぼこを作っておきながら、メンテナンスが悪いとか昔はグリーンがきれいでもっと高速だったとかいう人。レストランでこちらが食べている目の前で、マズくなったとか昔よりひどくなったと繰り返す人。とってもダサい。そういう人がメンバーさんだということはコースをrepresentしていて...つまりコースそのものがダサく見えてしまう。

先日、ある大手ゴルフ場グループのコースに出かけた際に、ダサい人の本質を見た(ような気がした)出来事があった。詳細は省くが、要するにコースに応分以上の多くを求め、それが満たされないと文句を言い続けるということなのだ。そしてたいてい、ケチである。お金は大切だから、節約をするのは良いことだ。しかし、ゴルフのような余暇で、カツカツした「テイク」一辺倒の人を見ると、ちょっとみっともなく感じる。一日を一緒に過ごす相手として、あまりにも不適当だし、そんな場所に一日いると自分の人間性までおかしくなりそうな気さえするのだ。